秣(まぐさ)の繰り言

もう70歳を過ぎた男の繰り言です。

妻の言葉は絶対です。「辞めな!」と言われれば「分かりました」と言います。

お題「禁煙成功の体験談」

久し振りのブログ(10数日ぶりくらいか)。

俺みたいに早々とリタイアした者にとっては、毎日毎日が全く代わり映えしない(俺だけかも知れないが)生活を過ごしている。             よってブログを始めたが、書きたかったことを書いてしまうと、後はそんなに書くことがない。最近は、他人様の「お題」に乗っかって書いていたが、それも俺が元々不器用、無趣味の所為もあり、書けそうな「お題」が失くなっていた。この「お題」なんか書けそう。

最初は喫煙を「休んでいる」と周囲には告げていた。会社の同僚など周囲の人達は、面白がって「何時まで続くか」と思っていたみたいだ。当たり前だ!自分でも嫌になるくらいのヘビースモーカー!1日3箱まではいかなかったが、2箱以上。それも最後の数年は流石に軽いマイルドセブンだったが、それまではロングポープ。1日のうち何度か喉が痛くなったこともあった。デスクワーク、パソコンの近くに置いてあった灰皿には吸殻が山となって、紫煙も時には灰もキーボードに吸い込まれていった。麻雀、パチンコなどをうっている時なんかは、灰皿から煙がモウモウと。

それが去年の秋、煙草「休んで」からまる10年過ぎた!10年間1本も吸ってない!そして今も続いている!ここまで来ればもう「煙草辞めました」と言って良いだろう。

で、辞める切っ掛けとなったのは、我が家の「家計逼迫」と言う切実な事情。

当時、俺は単身赴任。社宅は無料だが、食事は毎回昼、晩外食。朝食は前の晩に買っていた弁当。加えて酒、煙草は毎日。酒5合以上、煙草2箱以上。時には飲みに行くし、レンタルビデオも見ていた。

ところで、妻の方は俺の両親の世話のためにパートを辞めていたし、子供は遊んでばかりで大学留年決定的だった。家計簿は赤だらけ(だそうだ)。そして、妻の決断!

「あなた、煙草辞めなさい!」

妻の言葉は絶対!異議は認められない!強制的に「小遣い」減額。煙草辞めない場合は、その煙草代分再度減額。妻は怖い!ただし、辞めた後2~3ヶ月飴を用意してくれた。

と言うことで、「禁煙を成功するための最高の秘訣」は、妻の絶対的な命令。

妻が一言「金がない!煙草辞めなー!」と命令すれば、ブチブチ文句言いながらも従います。少なくても俺は!